「イベント抽出フォーム」とは、基データにある各種イベントの中から抽出するイベントを指定できるようにするもの。
ユーザーが選んだイベントのみを、カレンダーに表示するようにしたもの。
基データファイルにあるすべてのカレンダーイベントを、個人に合わせて抽出できるように、ユーザーフォームを作成した。(参照:K.フォーム)
ここでは、作成済みのフォーム(参照:K.フォーム)を、「カレンダー作成マクロ」ブックに組み込む操作を示す。
他のエクセルブックで作成したユーザーフォームを、別のエクセルブックで使うには、まずそのユーザーフォームをエクスポートして、PC上のフォルダーに保存する必要がある。
作成済みのユーザーフォーム(「UserForm1」)のある「フォーム作成練習.xlsm」エクセルブックを開く。
「Alt」 + 「F11」を押して、VBE を表示する。
必要に応じて、フォームファイルだけを保存するフォルダーを、「マクロの練習」フォルダー傘下に作成し、そこに保存する。(下記🔰を参照)
「ファイル名」「ファイルの種類」は、(変更しないで)そのままで保存する。
🔰 新規フォルダー作成
保存先フォルダーを新たに作成しているのは、似たような名前の他のファイルが一つのフォルダー内で多数混在していると、エクスポートしたフォームのファイルとの区別がつかなくなる可能性があり、混乱を避けるためである。
ということで、新規フォルダー作成は必須ではない。
Windows のエクスプローラーで、保存場所のフォルダー内容を確認し、2つのファイルが保存されているのを確認する。
フォルダー「マクロの練習」傘下の「カレンダー」フォルダーに、
新規の「Myパソカレンダー作成マクロ.xlsm」ファイルが、作成された。
フォルダー「マクロの練習」を信頼できる場所と指定したときに、「サブフォルダー」を含む、として指定しているので、傘下のフォルダーに保存されるマクロ付ファイルは、マクロ有効となる。
マクロ有効ブックを開き、VBE(VBA Editor)を起動するとProject名が表示される。
Project名は「VBAProject + マクロ有効ブックファイル名.xlsm」で表示。
🥺 ここではマクロ付エクセルブックは「Myパソカレンダー作成マクロ検証.xlsm」となっているが、事前に作業手順書の作成にあたり、本番とは別なファイル名で作業を行う手前、「・・・検証.xlsm」というファイル名の物で作業を行い、画面コピーをせざるを得なくなった。
「・・・検証.xlsm」と表示されるところは「・・・.xlsm」だと理解してほしい。
「ファイルのインポート」ダイアログが開くので、ユーザーフォーム「UserForm1」が保存されているフォルダーを開く。中から、「userForm1」を選択する。最後に「開く」をクリックする。
「UserForm1」を選択した状態で、フォームの「コードの表示」アイコンをクリックする。
コードウィンドウに表示されるコードが残っていれば、削除する。
メインのサブプロシージャが入る予定の標準モジュールも追加する。
念のために、ここでExcelファイルを「保存」しておきます。
以上で、マクロ付きブックに、コードを記述する準備が完了した。