使用するファイル:「マクロの練習」フォルダー「いちばんやさしいExcelVBA .xlsm」
ここで取り上げる VBA 関数です。
VBA の関数 Int の動きを見てみる。
Int 関数は:
Int(2.5)
のように記述される
関数 Int は、引数(ひきすう)に少数を含む数値を指定した場合、整数部部分が返される。
上の式では戻り値「2」が返される。
Int 関数の引数には数値だけでなく、式を指定したり、セルの値を指定るることもある。それらを使ったマクロです。
VBA で今日の日付を取得するには、「Date」という名前の関数を使います。
「Range("D1").Value = Date」というコードを実行すると、D1 セルに今日の日付が入力される。
一方、Excel のワークシートでは、今日の日付を取得するには TODAY 関数を使いますが、VBA では使えません、
InputBox 関数は、簡単な入力ボックスであるインプットボックスを表示して、入力された文字列を戻り値として返す関数。
「Range("D2").Value = InputBox("何か入力してください。")」 というコードを実行すると、「何か入力してください。」と表示されたインプットボックスが表示される。
インプットボックスで「abc」と入力して「OK」をクリックすると、「abc」が D2 セルに入力される。
MsgBox 関数はメッセージを表示して、クリックされたボタンの数値を返す関数です。ただし、メッセージだけを表示して、戻り値を利用しないという使い方も良く行われる。
MsgBox の例:
「MsgBox "マクロを実行しました。"」というコードが実行されると「マクロを実行しました。」というメッセージボックスが表示される。
① 開いていない場合は、「いちばんやさしいExcelVBA.xlsm」を開いて
② VBE を起動する。
③ コードエリアで「関数を使ったマクロ」サブプロシージャにカーソルを置き、
④ InputBox と MsgBox を使ってコードを追加する。
マクロ作成時には気づかなかったエラーが実行時に発生することもある。