使用するファイル:「マクロの練習」フォルダー「複数のシートをまとめる.xlsm」
ここでは、マクロを実践してみる。
複数の Excel シートを1枚にまとめ上げるマクロを例として取り上げる。
同じ種類のデータは、シートを分けずに1枚にしておく方が、データは有効に活用できる。
➀ 「マクロの練習」フォルダーにある「複数のシートをまとめる.xslm」ブックを開く。
② 「保護ビュー」で「編集を有効にする」ボタンをクリックする。
ファイルが OneDrive 上のフォルダーに保存される場合に、セキュリティの警告で「このファイルを信頼済みドキュメントにしますか?」と表示されるので、「はい」ボタンをクリックする。
「信頼済みドキュメント」とはセキュリティ上安全とみなされる文書のこと。「はい」を選択すると、以降同じファイルを開くと、保護されたビュー(前述1)や、セキュリティ 警告(前述2)は表示されず、マクロ などのコンテンツは有効になります。
「いいえ」を選択すると、以降はセキュリティ警告(前述2)及び当警告は表示されるが、マクロなどは有効になる。
「このドキュメントをバックアップする」メッセージは、OneDrive ではない(ローカル)フォルダーに保存されているファイルを開くときに、表示されます。
サブスクリプション契約しているかどうかは関係なく表示され、その契約へ誘っているようです。
マクロの動きとは関係ないので、ボタン右側の「✕」で閉じましょう。
このブックには「A班」「B班」「C班」「D班」4シートがある。これらをマクロが1つのシートにまとめる作業をイメージしよう!
➀ 「開発」タブの「マクロ」ボタンをクリックする。
② 「マクロ」ダイアログで、マクロの「複数のシートをまとめる」が(自動的に)選択されているのを確認し「実行」ボタンをクリックする。
シートがまとまったことを示すメッセージが表示される。確認して「OK」をクリックする
先頭のシート「sheet1」に、もともと存在していたワークシートが1枚にまとまっていることを確認する。
あるいは、「Sheet1」を削除して、マクロを再実行できる。
保存したとしても「Shhet1」を削除すれば、再実行できる。
Excel VBAで作成したマクロを実行する方法はいくつかあります。今回は、以下の第3項目で示した方法にて実行しました。以下は代表的な方法です:
これらの方法を使って、Excel VBAで作成したマクロを簡単に実行することができます。